神野直彦・森田朗・大西隆・植田和弘・苅谷剛彦・大沢真理編『講座 新しい自治体の設計〈4〉 自立した地域経済のデザイン―生活と生産の公共空間』(2004年)

人間の生活の「場」として政治・経済・社会を統合する、自治体をデザインする。
政策分野別に編集され、さまざまな政策にそくして、立案→実行→評価のための新しい発想とツールを提案します。

1章 地域おこしの新しいシナリオ
2章 モノづくり復権への新たな戦略展開
3章 地域に根ざした商業再生戦略の展開
4章 農業と農村の振興方策
5章 自立した地域に埋め込まれた金融の創造
6章 地域産業転換を支える公共部門の役割
7章 安心して暮らせる住まいづくり
8章 ユニバーサル・デザインによる町おこし―観光地のまちづくりへの取組み
9章 地域雇用政策とは何か―その必要性と可能性

企業誘致、商業開発による地域再生を論じる。モノづくり、商業再生、金融、福祉、観光地・・・など。

資源のないところは企業を誘致し、また、それに見合う人材を育成するなどで、地域の振興を図っている。また、観光資源のあるところはそれを活用し、まちづくりを行う。

地域再生のためには、何か「目玉」となるものが必要だなあ。